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半径2m以内の弱視の世界

電気ショックで生き返る

投稿日時:2023/06/02(金) 10:15


だれでもよいからと呼ばれた医者が到着したのでしょうようやく説明がありました。
「このような経験はありましたか?」
そういわれても何のことかわかりませんでした。
「実はあなたの心臓が心房細動という状態になって検査ができなくなっています。電気ショックで心臓をリセットしたいのですがいいですか。」
いいですかといわれてもね。パソコンのゲームなら検査前に戻してくださいと言いたいところですが。」
「はい」と言ったら「あなたの体重を教えてください。」と。
体重を教えたら二人の医者で何か相談していたようです。
「このくらいでよいかな?」
電気ショックに必要な大事な計算をしたのでしょう。計算式を教えてくれれば自分でも計算したのにと思いましたが安産では無理だったかも。
何をされるのかよくわからないけれど電気ショックをされる前に寝ておこうと思ったら「1から順番に大きな声を出して数えてください」と。
「いーち、にー、さーん」と小学校の運動会の玉入れを思い出しながら数えました。
「じゅうーいち、じゅうーに、じゅうー」と声を出したところで「あれ? 次はいくつかな。」
確か12まで数えたと思って「じゅうーさん、じゅうーし、じゅうーご」と続けました。
「もういいですよ。電気ショックは終わりました。」と医者の声。
13を数えようとしたときに電気ショックだったのですね。いやな数字なのに。
心臓を止めるときに脳も休んではこまるので数字を考えるようにさせていたのでしょう。
私は47病後に心臓が動き出したようですが60秒以上休んでいたらそのまま死んでいたかも。
 

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