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テスト理論

 (作業中です)


このテスト理論の「テスト」というのは、皆さんが小さい頃から悩まされていたテスト(試験)のことです。

 テストが好きな人はいないと思いますが、これからはインターネット上で、自分の能力をはっきりと示してくれるテストというものが登場すると思います。

 その結果を正しく評価できるように、テスト理論については良く知っておく必要があると思います。

 

皆さんがイメージしているテストというのは、大学の入学試験のように同じ問題についてすべての受験者が全国一斉に解くというものでしょう。

しかし、これからのコンピュータを使ったテストというものは、いつでも、どこでも、好きなときに一人でも受けられるというものです。前の日と同じ問題を使ったのでは問題を知っている人が有利になりますから、コンピュータを使ったテストでは、受験者によって違う問題が出題されるのです。そして、毎回違う問題を出しても、全国一斉のテストと同じように能力が測定できるようになっているのです。

小中学校での全国学力テストでは実施される問題で、以前と似たような問題が入っていると思います。その共通な問題を使って、毎年の学力が落ちたかどうかを判断すると思います。
日本では、長い間「新作問題がよい」という考えが主流でしたが、少しずつテスト理論の考え方が取り入れられてきて、このように共通問題をいれることに抵抗はなくなってきていると思います。

項目反応理論

日本でも、自分の個性をPRできる時代になりそうです。

インターネットなどのICT技術(情報通信技術)が進みましたので、地理的に離れた人たちであっても、お互いが必要とする人材を見つけてチームを組み様々な仕事を行うことが可能になってきました。

 イデア出版局から出版された「項目反応理論入門~新しい絶対評価~」という本もそのような仕組みで作りました。4人の人が集まることなく電子メールで仕事を分担して完成させました。

 今までの大きな組織・システムはほとんど機能しないという世の中になっています。これからは、このような小さな動きがたくさん集まって大きな動きに発展していくことでしょう。

 自分の能力をアピールしましょうと言っても、正直なところ自分の能力が本当はどれくらいであるのかは誰にもわからないことでしょう。しかし、これからはコンピュータを用いたテストがどんどん増えてきますので。いつでも好きなときに自分の能力・実力を確認できる時代になると思います。

 テストが好きな人はいないと思いますが、自分の能力をはっきりと示してくれるテストというものは、自分をアピールするための絶好のチャンスとして利用できるのです。




2002年に本を出しましたが、これは日本では普及していない理論を紹介しただけであって、その理論の欠点をカバーし日本にあったテスト理論を考えられるのではと、すでに結論をだしていましたが、そのことはまったく書いてありません。そこでもう一度考えてみようと思います。 内容は小問と呼ばれるたくさんの問題の回答結果ら受験生の能力を推定するもので、算数・数学についてはこのサイトに私が考えた問題を登録しておきます。
https://mathpub.net/
このサイトでは成績が残りませんが、問題だけは先行して準備しておきます。