半径2m以内の弱視の世界
慌てず騒がず
投稿日時:2023/05/22(月) 23:49
空中に放り出された猫は前後の足を上にしたまま静かにしているのです。
たまに顔だけを私のほうを向いて「またこんなことをして」と迷惑そうな表情をすることがありますが。
最高点に達して落ち始めてもまだ猫は動きません。
そしていよいよ背中がたたみにぶつかりそうになる直前に体をくるっと回して安全に着地するのです。
私でなくても小学生であれば何か困ったり困難なことに直面すればすぐに慌ててしまうと思います。
そこで猫のようにまず慌てることなく冷静にしていようと。
そして最悪なことにならないようにどうづればよいかを考えることが大事なのだろうと。
小学生のころからそんな風に考えていましたので結果的にですが10年どとに今までの仕事などと違う世界に飛び込んだり投げ出されても慌てず騒がず生きてこられたのでしょう。
70歳台になってから視覚障害者の世界で暮らすことになりましたが同じように冷静に行動しています。
そろそろ最高点に達して失明へと加速しはじめていると思いますが自分ができることは何かナと考えています。
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