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半径2m以内の弱視の世界 2023/5/9

障害者に認定されると

 written by 高橋 正視 投稿日時:2023/05/09(火) 06:51

障害者に認定されると国や自治体からさまざまな支援が受けられると漠然と考えていましたが具体的な内容は当事者にならないとわからないですね。
私のような高齢者が障害者に認定されてもあまりメリット(?)がないことがわかりました。
若い人なら医療費が無料になったり年金をもらうときに障害者年金をもらえる可能性があるようです。また自治体によっては障害者手当などもありそうです。
私にはこれらの恩恵は全く無く依然として安い年金での生活が続いています。
確定申告の時に障害者控除が利用できるようになりますが、それがなくても非課税世帯ですので。
唯一の金銭的補助は1級になったときにタクシー券の配布をうけたことだけです。(2級から配布)
昨年度までは月3,500塩分が1年分まとめて送られてきました。
タクシー料金が値上げになったからでしょうか今年度は月4,000円分になっています。

手帳を見せると各種の割引やサービスを受けられるのは支出をおさえられるので助かります。
鉄道は一人の場合は101キロ以上で半額ですが第一種の場合は近くでも介助者と一緒に半額になります。
一人で90キロ程度の場所に行く場合は101キロ以上うまでの切符を買って途中下車でしょうね。
なお半額は運賃だけで特急料金などは半額にはなりません。
バスは近くても一人でも半額になります。夜行の高速バスは3人シートだとあまり疲れないので利用している人が多いようです。
私も最近使いました。重い荷物を持って鉄道の場合の階段の乗り降りがないのは楽です。
タクシーは1割引 です。
父は車椅子生活になったので身障者手帳を持っていました。
当時はそれを見せたら高速道路も半額になっていましたが今は身内の1台の車を登録しその車だけが対象になります。
私の息子のように車を持たず必要なときにカーシェアを利用する家族は利用できないのです。
若い人の生活様式がかわっているのにたいおうできていませんね。
都営交通のバス、地下鉄、都電の無料パスがもらえますが高齢者は年1,000円で都内の私バスも乗れるシルバーパスを引き続き利用したほうが良い人もいるでしょう。
なお、日常生活用具に補助がありますが、これについては明日に。

この他にNHK受信料が半額とか博物館などが無料や割引などのサービスが受けられます。飯坂温泉は無料でした。
東京都では障害者総合スポーツセンターが無料で利用できますので私は週2回も利用。
気になるのは最近のディジタル化です。
何とかペイなどのクーポンなどは目が不自由な我々は利用するのが難しいです。
全国旅行支援でも紙のクーポンをりようできるところが非常にっ少なくなりました。
これからは一部の健常者だけが得をするという時代になるのでしょうか。