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半径2m以内の弱視の世界 2023/5/24

景色が消えたのは?

 written by 高橋 正視 投稿日時:2023/05/24(水) 23:28

 1999年の10月だったと思いますが、猪苗代のハーフマラソンのときに目の異変がありました。
仕事が忙しくて十分な練習はしていなかったですが、私はいつもそんな状態で大会に出ていました。
徹夜明けでレースを走ったこともありましたね。5キロでしたが。
私はどちらかというと気分転換のために地方のレースに出かけているのです。

猪苗代の大会も過去に2回はしっていたのではないかな。走りやすくてよいコースです。
その日は前半から飛ばしていたようです。
記録更新ができそうと思いながら折り返したところ後続にどんどん抜かれるようになってきました。
 特に疲れは感じてはいなかったのですが、まあ無理をせずにゴールを目指そうと気持ちを切り替えていました。
そうして走っていたら、しばらくして目の前が何も見えなくなりました。
走っていて目の前の景色がみえなくなるなんて驚きますね。
疲れて目をつぶっただけなら目をあければよいですが、そうではなかったです。
もちろん初めての経験なのでどうすればよいのかわからなかったです。
急に止まったり左右に動いては後ろから来るランナーに迷惑がかかると思ったので、そのままゆっくりと走ることにしました。
折り返しはしたので、左が湖、右は交通規制のない車道ということはわかっています。はなじゃ走ってみた。
まっすぐのコースのところではなかったので、どちらかに行き過ぎては危険だと思いましたが、幸いに道路の真ん中を走っていたので、うしろからのランナーが左右から抜いていく気配でやや右にまがっているなと感じがら走っていました。
しばらくして、ようやく景色が見え始めました。
実際の時間は短いと思いますが、とても長く感じましたね。
その後は吐きそうな気持ちで悪い状態になりましたが最後まで歩かずに完走しました。

次のレースは11月の筑波マラソン。
フルマラソンで中間点までは順調でしたが25キロくらいでまた走っているときに景色が消えました。

目の検査をしておけばよかった

 written by 高橋 正視 投稿日時:2023/05/24(水) 04:22

 私は緑内障のため視野が狭くなり視力も落ちたわけですが、この病気は自分ではなかなか気がつかないようです。
ただ私は目が変かなと思ったことが何度かあったのに何の検査もしませんでした。

 最初は眼鏡が見づらくなったので新しいものにしようと眼鏡屋に行ったのですが度数は変わっていないと言われたとき。
長い間使っていた眼鏡が汚れていたのだろうと勝手に解釈してしまいました。
 次はカメラのファインダーや双眼鏡をのぞいたときに真っ黒で何も見えないことがあったこと。
私の効き目は右目で右から視野が大きく欠けていたのでこのときに検査をすれば緑内障が見つかっていたのでしょう。でも私は仕事が忙しくで疲れていたので一時的に見えなくなったと勝手に思ってしまいました。
 その次はマラソンの途中で景色が消えてしまい何も見えなくなったこと。このときも眼科にはいきませんでした。